旦過地区の再整備事業費13億円あまり増額へ 2度の火災や資材高騰の影響 北九州市
北九州市が2年前から進めている旦過地区の再整備事業について、市は当初計画していた事業費をおよそ13億円増額する考えを明らかにしました。
これは9日、旦過地区再整備事業の担当部局と議員による委員会で明らかになったものです。
北九州市は災害対策や老朽化に対応するため、おととし、旦過市場一帯を再整備する事業計画を決定しました。
事業費は当初34億3000万円あまりとされていましたが、9日の委員会では、この事業費をおよそ47億5000万円と13億円あまり増額することが報告されました。
市は増額の理由を、去年の2度にわたる火災の影響や資材価格の高騰などとしていて、増額分は国の補助金や市の予算などでまかなう方針です。
10月には北九州市の武内市長が、再整備事業に新たな価値を加えて見直す考えを明らかにしていて、その内容や予算については今後、検討していく方針です。