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福岡県各地で今季一番の寒さ 動物たちは暖をとり 店ではおでんの提供開始も

2023年11月13日 17:34
福岡県各地で今季一番の寒さ 動物たちは暖をとり 店ではおでんの提供開始も
寒さに動物は暖をとり 店ではおでん提供

強い寒気が流れ込んだ影響で13日朝は冷え込み、福岡県内の広い範囲で今シーズン一番の寒さとなりました。長い夏から一転、急に冬が訪れました。

13日、北九州市小倉北区の到津の森公園を訪れました。

■来園者
「ぎゅーってしてる。」

アフリカ東部マダガスカルなどに生息するワオキツネザルが、ヒーターの下で身を寄せ合い暖を取っていました。

アフリカ中部に生息するケヅメリクガメは、食事をしながらのしのしと外へ出るも、わずか1分ほどでヒーターのきいた部屋へと戻ってしまいました。

一方、百獣の王ライオンは、冷たそうな岩の上でまどろんでいますが、実はこの岩にはヒーターが入っているということです。

この急な寒さがこたえたのは、動物だけではありません。

■街行く人
「寒いです。久しぶりに冬を感じました。」

■街行く人
「きょう、これでも寒い。マフラーを持ってくればよかったかなと。」

13日は、福岡市で今シーズン初めて最低気温が10℃を下回るなど、県内の広い範囲で今シーズン一番の冷え込みとなりました。

午後にかけても気温は上がらず、日中の最高気温は福岡市で14.1℃、北九州市で12.5℃、添田町で11.5℃など12月上旬から中旬並みとなりました。

11月5日には福岡市で最高気温29℃を超えるなどの異例の暑さから一転、一気に季節が進みました。

この寒い季節に恋しくなるのが、おでんです。

■阿部まみキャスター
「おだしのいい香りが店内一杯に広がっているんですが、こちらには何が入っているんですか。」
■中洲ふじ本・藤本利邦さん
「これはおでんです。」
■阿部キャスター
「おいしそう。」

■藤本さん
「1つか2つ食べてもらって、熱かんとかひっかけてもらいたいと思っています。」

福岡市中央区の旬の食材を使った本格的な和食が味わえる『中洲ふじ本』では、13日の夜の営業からおでんの提供を始めます。

■阿部キャスター
「味がすごくしみています。やっぱりおでんは温まりますね。」
■藤本さん
「寒くなるとほかの食材もおいしくなるので、待ち望んでいましたね。」

毎年、寒くなるとおでんの提供を始めるということですが、ことしは去年より1週間ほど遅いということです。

ただ、急に寒くなったことで影響もありました。

■藤本さん
「急に寒くなったので、間に合わない食材もあったので、ある程度のラインナップの食材は用意しています。」

これから食材を増やしていきたいということです。

この冷え込みは14日朝までの見込みですが、今後も天候に合わせて気温の変化も大きくなることから、寒暖差で体調を崩さないよう注意が必要です。

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