SNS上でウソの投資話を持ちかけられ、福岡市の70代の男性がおよそ3000万円をだましとられました。

警察によりますと、福岡市博多区の70代の男性はことし4月、SNS上で投資家のアシスタントを名乗る人物から株式投資を勧めるメッセージを受け取り、アカウントを登録しました。

男性は「株取引を任せてくれれば、一晩にして必ず高額利益を手にすることができます」などと勧誘され、先月から今月にかけて指定された金融機関の口座に6回にわたり、およそ3000万円を振り込みました。

男性には8000万円の利益を示すデータが送られてきましたが、出金には追加の金が必要とされたことから、知人に相談し被害が発覚しました。

男性は「もうけることができると信じ込んでしまった」と話しているということです。

警察は、SNS上の投資話は詐欺の疑いがあるとして注意を呼びかけています。