【SNS型ロマンス詐欺】「2人の将来のため」フランスからの帰国子女を名乗る人物に勧められ 会社役員の男性が8600万円だまし取られる 福岡
「2人の将来のため」などとしてSNSでウソの投資話を勧められ、福岡県春日市の64歳の男性が8600万円あまりをだまし取られました。
警察によりますと、春日市に住む64歳の会社役員の男性は、ことし5月、フランスからの帰国子女で30代の女性を名乗る人物とインターネット上で知り合い、「2人の将来の生活資金や財産を貯めましょう」などと、暗号資産への投資を勧められました。
男性は女性に言われるがままアプリをダウンロードし、11回にわたり計5467万円相当の暗号資産を送金しました。
アプリ上では5億円以上の利益が出ていて、「出金するには保証金が必要」と言われた男性は、さらに6回にわたり計3175万円相当の暗号資産を送金したということです。
しかし実際には出金できず、警察に被害届を提出しました。
警察は「面識のない人にはお金を振り込んではいけない」と注意を呼びかけています。