福岡県は、最大約14万人分の自動車税の納税者の個人情報が外部に流出したと発表しました。

■福岡県 税務課・冷牟田登 課長
「誠に申し訳ございませんでした。」

福岡県などによりますと、漏えいした恐れがあるのは、自動車税の納税者14万人分の氏名、電話番号、住所、生年月日などです。

これは、NTT西日本の子会社『NTTビジネスソリューションズ』から流出した個人情報、あわせて約900万件の一部です。

59の会社や自治体のコールセンターのシステム保守業務で入手したもので、元派遣社員が、USBメモリーを使って不正に持ち出したということで、一部、クレジットカードの情報も含まれています。

元派遣社員は問題発覚後に退職し、その後「いわゆる“名簿屋”に個人情報を渡した」と話したということで、警察が調べを進めています。