「夜回り先生」福岡大学で薬物リスク語る 「どんなに誘われても断ってほしい」
大麻事件で学生が相次いで逮捕された福岡市の福岡大学で11月28日、薬物に関する正しい知識を持ってもらおうという講演会が開かれました。
11月28日、福岡市城南区の福岡大学で講師として登壇したのは、夜の繁華街を歩いて若者の非行防止に取り組む「夜回り先生」こと水谷修さんです。
講演会では、34年間の夜回り生活で出会い薬物によって命を落とした若者の話をもとに「薬物は簡単にはやめられないものだ」と学生たちに強く呼びかけました。
♪夜回り先生・水谷修さん
「(薬物を)やめるためには一生無理に無理を重ねて戦い続けなければならない。」
福岡県警によりますとことし1月から10月末までに大麻関連で380人が検挙されていて、このうち8割が30歳未満の若年層です。
水谷さんは大麻などの薬物について「若者の4人に1人は誘われるが どんなに誘われても断ってほしい」と話していました。