日付が変わってから大雨となった北九州市では11日未明に避難指示が発令され、全ての市立学校が休校となりました。九州北部は12日にかけて大雨の恐れがあり、引き続き警戒が必要です。

北九州市門司区では11日午前1時半までの1時間に、県が設置した雨量計で77ミリの雨を観測するなど、市内各地で激しい雨が降りました。

このため、北九州市は午前1時50分、市内の全ての区の土砂災害の恐れがあるエリアの住民に避難指示を出し、
午前9時50分ごろ解除されました。

北九州市は安全確保のため、市立の幼稚園・小学校・中学校・特別支援学校・高校を一斉休校としています。

気象台によりますと、梅雨前線は12日にかけて九州付近に停滞する見込みで、福岡県と佐賀県では12日明け方にかけて、激しい雨が降る恐れがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。