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6人が死亡の7年前のアパート火災 元住人を放火の疑いで逮捕 別の放火事件で服役中「逮捕された理由は理解できます」「やっていません」否認 殺人容疑も視野に捜査 北九州市

2024年9月27日 10:22
6人が死亡の7年前のアパート火災 元住人を放火の疑いで逮捕 別の放火事件で服役中「逮捕された理由は理解できます」「やっていません」否認 殺人容疑も視野に捜査 北九州市
放火の疑いで元住人を逮捕

7年前、北九州市のアパートで6人が死亡した火災で26日、放火の疑いで56歳の元住人の男が逮捕されました。

現住建造物等放火と住居侵入の疑いで逮捕されたのは、住居不定、無職の井上浩二容疑者(56)です。

警察によりますと、井上容疑者は2017年5月、北九州市小倉北区清水の木造2階建てアパート「中村荘」に侵入して火をつけ、およそ300平方メートルを全焼させた疑いが持たれています。

このアパートには16人が住んでいて、焼け跡からは当時55歳から84歳の住人6人が遺体で見つかり、5人が重軽傷を負っています。

警察は火災の前後、現場近くの防犯カメラが捉えた不審な人物の特徴などから、井上容疑者が関与したと判断しました。

井上容疑者は事件のおよそ1年前、中村荘に住んでいたことがあり、警察は何らかのトラブルがあったとみています。

井上容疑者は警察の調べに対し「逮捕された理由については理解できます。私はそんなことをやっていません」と容疑を否認しています。警察は、殺人の疑いも視野に捜査する方針です。

最終更新日:2024年9月27日 10:22
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