美容専門学校で行われたバーベキュー中に学生4人が死傷した事故で、第三者委員会は20日、2回目の会合を開きました。

この事故はことし5月、福岡県柳川市の『ハリウッドワールド美容専門学校』で、バーベキュー中に教員が消毒用のアルコールを炭にかけて炎上し、学生4人が死傷したものです。

事故原因を究明する第三者委員会は20日、古賀英次理事長に対し、事故が起きるまでの行動や、アルコールをかける危険性などについて聞き取りを行ったということです。

■第三者委員会・中馬充子 委員長
「理事長としての安全性の確保という点においては、自分の意識と具体的なリスクマネジメントについて少し乖離（かいり）があったような印象を持ちました。」

第三者委員会は、12月末に3回目の会合を開き、学校の現地調査などを行うことにしています。