マンションに女性の遺体 死後数週間が経過か 過去に2度夫婦間のもめ事で警察対応
19日夜、福岡県久留米市のマンションで、住人の30代の女性とみられる遺体が見つかりました。警察は死体遺棄の疑いも視野に、夫から事情を聞いています。
■加藤雅大 記者
「こちらのマンションの一室から女性の遺体が見つかりました。死後数週間が経過しているとみられ、腐敗が進んでいたということです。」
19日午後10時ごろ、久留米市東櫛原町のマンションで「姉が亡くなっているようだ」と、この部屋に住む30代の女性の弟から110番通報がありました。
遺体は室内に横たわった状態で、死後数週間が経過しているとみられ、腐敗が進んでいました。着衣の乱れや争った形跡はないということです。
■近所に住む人
「びっくりというか、何があったのかなというのが最初の印象。(部屋に)テープが張ってあって、何事かなという感じ。」
この部屋には30代の女性とその40代の夫、9歳と5歳の子どもが住んでいますが、警察が駆けつけたとき夫だけがいて、子ども2人は夫の実家に預けられていたということです。
この部屋では過去に2度、夫婦間のもめ事により警察が対応していました。
警察は、遺体は部屋の住人の女性とみて、司法解剖をして遺体の身元と死因を調べるととともに、夫が何らかの事情を知っているとみて、死体遺棄の疑いも視野に話を聞いています。