週末はこの秋一番の冷え込みに 店頭には“節電”あったかグッズも 各地で“冬への備え”
寒気の入り込みにより、この週末はこの秋一番の冷え込みになる見込みです。福岡の街では徐々に“冬に向けた準備”が進んでいます。
10月も後半に入り、福岡市早良区の家電量販店には暖房器具が並んでいました。
■中村安里キャスター
「こちら季節の商品コーナーには、ファンヒーターや電気ストーブなど、様々な種類の暖房器具がそろっています。」
暖房器具が並ぶコーナーですが、10日前までは扇風機など夏向けの商品が置かれていたということです。季節外れの暑さが続いたことで、商品の入れ替えは2週間遅らせたといいます。
そうした中、最近の問い合わせについて聞いてみました。
■ヤマダデンキ テックランド 福岡賀茂店・牟田口政文さん
「いまは特に問い合わせが多いのが、ホットカーペットなどの暖房機器ですね。」
冬用の商品の問い合わせが増加していて、売り場や在庫の拡充を進めているということです。
20日は福岡県内では日中気温があがらず、最高気温は広い範囲で平年を下回り、11月上旬から中旬並みとなりました。21日夜から冷え込みが進み、22日の朝にはこの秋一番の冷え込みとなる見込みです。
■中村キャスター
「こちらには湯たんぽやブランケットなど、すでに防寒グッズが並んでいます。『節電』と書かれたポップも出ていますね。」
続いて訪れたのは、福岡市東区の商業施設に設けられたコーナーです。別のポップには、『あったかグッズを使って暖房の設定温度を1℃下げよう』と書かれています。
■ゆめタウン博多・川端弥生さん
「電気代高騰というということで、皆さんの節電の意識が高まっておりましたので『節電』をテーマにアイテムを皆さまに提供していこうと思っております。」
「ことしオススメなのが、こちらの商品ですね。毛布を洋服にしたようなデザインなんですけど。」
実際に着てみました。
■中村キャスター
「あ、暖かい!まさに毛布を着ているような感覚で、でも軽いので動きやすいし、作業をするときに着るのもよさそうです。」
そのほか、繰り返し使える湯たんぽなどをそろえています。
■ゆめタウン博多・川端さん
「今月は、“去年ほどの売り上げは…”という印象はあるんですが、これから寒くなるにつれて、やはりご購入いただく人が増えてくると思います。」
週末の冷え込みは一時的なものとみられますが、今後も、昼と夜の寒暖差が大きくなるため、体調を崩さないよう注意が必要です。