広島県が食の魅力を発信する「おいしい!広島」プロジェクトを取材 広島
広島県が食の魅力を発信する「おいしい!広島」プロジェクトで目玉のひとつとしているのが「比婆牛」です。
しかしその出荷頭数が近年このように減少しています。ブランド牛を守ろうとする県の初めての取り組みを取材しました。
庄原市の県立畜産技術センターで開かれたのは、すぐれた遺伝子を持つ種牛「種雄牛」の展示説明会です。県の「おいしい!広島」プロジェクトの一環で頭数が減少する「比婆牛」を増やす狙いがあります。きょう(8日)は9頭の「種雄牛」の説明に畜産農家などおよそ60人が耳を傾けました。
■畜産農家
「広島県の牛を長く生産出来たらなと思ってます。血統を残していけるように」
「自分も広島県の牛飼いじゃけー地元の種を使っていきたいと思う」
一方、広島市内でも新たな取り組みです。県はきょう(8日)、百貨店を運営する「そごう・西武」と協定を締結。県産品の販売促進や食品ロスなどの環境対策で連携を強化します。
■そごう広島店 菊田清美店長
「おいしいものを実際に見ていただいて香りをかいでいいただいて試食していただいてどんどん外に発信していく」
さっそくそごう広島店の食品売り場では、地元でとれた魚を「瀬戸内さかな」としてアピール。
また、10月16日からは「広島和牛販売会」を開催し共励会でチャンピオンに輝いた牛肉を試食・販売する予定です。
【2024年10月8日 放送】