素手や警棒で制圧・人命救助の能力向上目指す 海上保安官が技術を競う大会 7管
海上保安官の警備や救助の技術を競う大会が16日、北九州市で開かれています。
北九州市門司区で行われている警備救難競技大会には、九州北部を管轄する第7管区海上保安本部の各部署から選抜された海上保安官、およそ70人が参加しました。
毎年開かれているこの大会は、海上の職務の基礎となる制圧や人命救助などの能力向上を目的としています。
大会では、相手の攻撃ををかわしながら、素手や警棒で制圧する技術を競いました。
また人命救助の部では、海で救助を求める人を助け出し、心肺蘇生をするまでの速さと正確さを競いました。
第7管区海上保安本部は「日々培ってきた能力を発揮し、今後のさらなる技術向上につなげてほしい」としています。