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【ストップ!飲酒運転】「事故は起こさないという自信があった」高校生2人が死亡した現場でも取締り 県内で7人を検挙 福岡 

2025年2月10日 17:45
【ストップ!飲酒運転】「事故は起こさないという自信があった」高校生2人が死亡した現場でも取締り 県内で7人を検挙 福岡 

福岡県粕屋町で、高校生2人が飲酒運転の車にはねられ、命を奪われた事故から9日で14年です。福岡県内では飲酒運転の特別取締りが行われ、7人が検挙されました。

■警察官
「運転手さん、機械の白いところに息をふーっと、ピッと音が鳴るまでしてもらっていいですか。」

飲酒運転の特別取締りは、福岡県内の繁華街など27か所で行われました。2011年の2月9日、高校生2人が飲酒運転の車にはねられ命を奪われた粕屋町の現場でも、検問が実施されました。

■警察官
「0.08ミリグラム、これがあなたの体内に入っている数字ですね。」

呼気からアルコールが検出され、警告を受けた80代の男性は。

■男性
「(午後)7時半ごろに缶ビール1本だけ飲みました。僕は事故は起こさないという自信があったから。」

警察によりますと、今回の取締りで酒気帯び運転の疑いで7人が検挙されたほか、4人に警告が行われました。福岡県での飲酒運転の検挙数は去年1年間で1828件と、過去10年で最も多くなっています。

■粕屋警察署・一枝信秀 交通管理官
「飲酒運転を許さないダメだという気持ちが薄れてきていると危機感を持っています。今後も飲酒運転を許さない社会づくりを目指していきたい。」

警察は、今後も取り締まりを徹底するとしています。

最終更新日:2025年2月10日 17:45
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