7月31日夜から8月1日未明にかけて、福岡県内で酒を飲んで車を運転したとして、男3人が逮捕されました。

1日午前3時ごろ、福岡県みやま市瀬高町文廣で「車がふらつきながら走っている」と110番通報がありました。

警察が車を運転していた男の呼気を調べたところ、基準値の4倍のアルコールが検出され、男は酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。

逮捕されたのは、近くに住む自称大工の渡辺寛人容疑者（25）です。警察の調べに対し「酒を飲んでいないので、飲酒運転をしたと言われても納得できません」と容疑を否認しています。

助手席には、車を貸した20代の知人男性も乗っていて、警察は飲酒運転を知りながら同乗した疑いで調べる方針です。

また、1日午前4時半ごろ、福岡県飯塚市弁分で、低速で走っている軽乗用車をパトロール中の警察官が発見しました。

車がコンビニの駐車場に入ったため、職務質問をして運転していた男の呼気を調べたところ、基準値の8倍近くのアルコールが検出され、警察は男を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。

逮捕されたのは、近くに住む無職、坂口盛博容疑者（57）です。

警察の調べに対し「昨夜10時から家で缶チューハイ500ミリリットルを2本飲んだ」と話す一方で、「酒は抜けていると思った」と容疑を一部否認しています。

さらに、7月30日午後11時半すぎ、福岡県飯塚市鯰田で、スピードを出して交差点に侵入する軽乗用車をパトロール中の警察官が見つけ、停止を求めました。

車はおよそ500メートル先で止まり、運転していた男の呼気から調べたところ、基準値の1.5倍のアルコールが検出され、男は酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。

逮捕されたのは、飯塚市の無職、高朶勝巳容疑者（58）です。警察の調べに対し「缶チューハイ500ミリリットルを飲んだ」と話し、容疑を認めています。