西鉄バスに乗ろうとしてドアに手が挟まる 運転手は気づかず発車→男性は転倒して両足を骨折
ことし1月、福岡市で西鉄バスが男性の手を挟んだまま発車し、大けがをさせていたことが分かりました。
西鉄などによりますと、ことし1月、福岡市中央区大名で西鉄の路線バスに乗ろうとした60代の男性の手がドアに挟まりました。
運転手は気づかずバスを発車させたため、男性は路上で転倒し、両足を骨折する重傷を負いました。
バスの運転手は気づかないまま終点の営業所まで運行を続け、目撃者から連絡を受けた営業所の管理者から話を聞き、事故を知ったということです。
西鉄の聞き取りに対し、運転手は「『あっ』という声があったが、車内に問題はなかったので運行を続けた」と話しているということです。
事故はこれまで公表されておらず、西鉄は理由について「詳細が判明するまでは公表を控えることを、関係者の親族と申し合わせていた」としています。
事故については警察も把握していて、当時の状況などを調べています。