スポーツの日 食欲に芸術に秋を楽しむ! 福岡の行楽地やイベントにぎわう
連休最終日の9日はスポーツの日です。秋といえばスポーツ以外にも芸術に食欲と様々ありますが、行楽地はそれぞれの秋を楽しむ人たちでにぎわいました。
【食欲の秋】
■元木寛人フィールドキャスター
「糸島市の船越漁港です。こちらでは早くもカキを楽しむことができます。」
7軒のカキ小屋が7日、一斉にオープンしたのが糸島市の船越漁港エリアです。ここで食べられるのがブランドの糸島かきです。ことしの出来はどうでしょうか。
■千龍丸・藤野さん
「手に取って分かるように大きさもいいですし、中身もずっしりしているので、例年よりいまの時期としては身はいいと思う。」
■元木フィールドキャスター
「身がプリプリですね。塩味のバランスもちょうどよくてクリーミーでおいしいです。」
■女の子
「おいしい!」
仕事でフィリピンに住んでいるという男性は、カキを食べるのは3年ぶりです。
■フィリピン在住の男性
「めっちゃうまい!海外で食べることなかったので、久しぶり食べられておいしかったです。」
カキ小屋は来年4月上旬ごろまで楽しめるということです。
【芸術の秋】
■絵付けする客
「どちらかというと、うちは食欲の秋だけど、芸術の秋も体験したいなと。」
福岡県東峰村では、7日から秋の民陶むら祭が開かれています。およそ50の窯元が参加して、伝統の小石原焼を通常価格の2割引きで販売しています。
■福智町からの夫婦
「子どもが巣立っていったので、 夫婦2人の生活を楽しむのにこういうのもいいのかなと。僕が料理するので、僕の料理が映えるんじゃないですか。」
会場では絵付け体験もでき、家族連れなどが芸術の秋を楽しんでいました。
■八女市から訪れた子ども
「夜の街の様子。猫が好きだから。」
どんぐりやキノコなど秋を感じさせる焼き物を作るのは、14代続く窯元、やままる窯です。小石原焼の代表的な模様、飛びかんながあしらわれたコーヒーカップなどが、3日間で完売しました。
■やままる窯・梶原成美さん
「夜なべして一生懸命つくった。コロナとか災害とかあったけど、普段通りの民陶祭が開催されて、お客さんも楽しんでいる。それに応えられるように私たちも頑張らないと。」
【スポーツの秋】
回っているのは陶器の皿、ではありません!
北九州市で9日、スポーツとして楽しむ皿回しの全国大会が開かれました。
競技では、いかに多くの皿を長く回せるか、その技を競います。九州はもちろん、千葉や愛知などから60人が出場しました。
■山口市から参加した67歳
「とりあえず、ぎゅっと握って棒が倒れないように。握る力がないとだめですね。」
この大会2年連続で優勝している大学2年生の成瀬公輔さんは、ジャグリングのように、複数の皿を華麗に操ります。
通称“凄腕オサラー”に、初挑戦の記者がコツを教えてもらいました。
■成瀬公輔さん
「メインで回すのは右手の手首。ゆっくりでも皿は回るので。」
■重信奈央記者
「できない!」
それでも練習すること5分、回すことができました。
■重信記者
「あ!できた~。うれしい!回すだけなのですが、全身汗をかくくらい、あったかくなってきました。」
長かった残暑が収まり、何をするにも気持ちのいい季節、多くの人が思い思いの秋を楽しんでいました。