この40年あまりで、最も早い発表です。インフルエンザの流行拡大が懸念されるとして、福岡県は10月5日、インフルエンザ注意報を出しました。

福岡県によりますと、9月25日から10月1日までの1週間の定点把握で、インフルエンザの感染者は1医療機関あたり11.91人と、注意報の基準である10人を超えました。

このため福岡県は10月5日、インフルエンザ注意報を発表しました。記録がある1982年以来、最も早い時期での発表です。

県は手洗いやマスクの着用など、感染対策の徹底を呼びかけています。

また、咽頭結膜熱いわゆる“プール熱”は、4週連続で警報レベルを超えています。

一方、新型コロナウイルスの新規感染者は1医療機関あたり8.38人と、3週連続で前の週を下回っています。