歳末たすけあい運動 街頭募金スタート コロナ禍や物価高騰で困窮している人増え 福岡
一人暮らしの高齢者などに年末年始を安心して迎えてもらおうと、歳末たすけあい運動の街頭募金が全国一斉に始まりました。
福岡市・天神では、福岡県共同募金会やフリースクールの子どもたちなど、58人が募金活動を行いました。
歳末たすけあい運動は1906年から続く募金活動で、ひとり暮らしの高齢者などに、おせち料理を配りながら見守りをしたり、年越しのための見舞金を贈ったりするために使われます。
特に今年はコロナ禍や物価高騰などで経済的に困窮している人が増え、去年より見舞金の配分を増やす予定です。
■共同募金会 福岡市支会・藤田英隆 常務
「コロナ禍が明けて久しぶりの街頭での声を出しての募金活動。皆様からの募金よろしくお願いします。」
歳末たすけあい運動の街頭募金は、県内33か所でおおみそかまで行われます。