市役所でオフィス改革 部署間の仕切りをなくして座席の固定を廃止 満足度を高めて人材確保
北九州市は人材を確保するため、オフィス改革を推進していく方針を示しました。
6日、公開されたのは、およそ9000万円かけて2月にリニューアルを終えた、北九州市役所の政策局と危機管理室のフロアです。
部署間の仕切りがないオープンな空間です。職員の座席の固定を廃止し、仕事内容に応じて業務する場所を選択できるのが特徴です。
また、ペーパーレス化により55%の資料を廃棄したということです。
■北九州市・武内市長
「紙がないっていうことだけで風通しがいい、コミュニケーションしやすそう。」
「ここで働きたい、働いていて気持ちがいいというオフィスに一歩一歩していくことが大切。」
北九州市の職員採用試験の倍率は、10年前の15.7倍から昨年度が5.6倍と低下傾向が続いています。
北九州市は職員の満足度を高め、人材の確保につなげたい考えです。
最終更新日:2025年2月6日 17:52