元日に最大震度7の揺れを観測した能登半島地震の被災地では、3日の時点で73人の死亡が確認され、不明者らの捜索が続いています。福岡から3日、被災地への支援物資が出発しています。

最大震度7の揺れを観測した能登半島地震の被災地では、救助や捜索活動が続けられる中、3日も強い揺れが相次ぎました。

もっとも被害が大きい石川県では、3日午後11時の時点で輪島市や珠洲市などで、あわせて73人の死亡が確認されました。

一方、被災地支援のため、支援物資などを積み込んだ船が3日、北九州港を出航しました。

被災地に向けて出航したのは、九州地方整備局の『海翔丸』で、食料品や、シャンプー・ハブラシなどの支援物資を運びます。

また『海翔丸』には水をためる設備があり、被災地で給水支援も行います。5日には、石川県に到着する予定です。