【SNS詐欺】ウソの投資話で900万円だまし取られる 49歳の会社員の男性 実在する大学教授をかたる男の指示で投資アプリをインストール 福岡
福岡県久留米市の男性がウソの投資話を持ちかけられ、900万円をだまし取られました。
警察によりますと、ことし4月、久留米市の会社員の男性(49)が、SNSで見つけた女性名義のアカウントに対してメッセージを送ったところ、投資の話を持ちかけられ、海外の実在する大学教授をかたる男を紹介されました。
男性は、大学教授をかたる男の指示通り投資アプリをインストールし、ことし5月にアプリ内で、証券会社の株を購入するために200万円をネットバンキングで送金しました。
アプリ内で利益が出ていることが確認できたため、男性はその後も投資名目で2回にわたり700万円を送金し、1回目と合わせて900万円をだまし取られました。
アプリのカスタマーセンターから「あと450万円支払わないと口座が凍結される」とメールが来たのを不審に思い、投資していた証券会社に問い合わせたところ、金が振り込まれていなかったことから、男性は11日に被害届を出したということです。
男性は、女性名義のアカウントと大学教授をかたる男のどちらともメッセージ上でのやりとりしか行っておらず、警察は、面識のない人からの投資話は信用しないよう注意を呼びかけています。