1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6の地震があり震度7を観測しました。福岡県の日本海沿岸にも津波注意報が発表されています。

1日午後4時22分、福岡県日本海沿岸に津波注意報が発表されました。各地の津波到達予想時刻です。

山口県日本海沿岸は午後6時20分予想される津波の最大の高さは1メートル、

壱岐・対馬は午後6時30分予想される津波の最大の高さは1メートル、

福岡県日本海沿岸は午後7時10分予想される津波の最大の高さは1メートル、

佐賀県北部は午後7時40分予想される津波の最大の高さは1メートルです。

海の中や海岸付近は危険です。海の中にいる人はすぐに海からあがり海岸から離れて津波に注意してください。

津波注意報は海岸線で20センチから1メートルの津波が予想されます。これは港などの岸壁を越える高さではありませんが、海の中では人間が速い潮の流れに巻き込まれてしまいます。

また、養殖いかだが転覆したりする恐れがあります。注意報が解除されるまで海岸に近づかないでください。

この地震で、福岡県古賀市の一部の地域と、佐賀県玄海町の全域に避難指示が出されています。

交通にも影響が出ています。

まずは鉄道です。山陽新幹線は博多と新大阪までの間で一部の列車で遅れが出ています。九州新幹線は下りの博多と鹿児島中央の間の一部の列車で遅れが出ています。

また、福岡空港では、福岡空港と小松空港を発着する一部の便で欠航が出ています。

オリエンタルエアブリッジによりますと、午後4時15分発小松発・福岡行きが地震による影響で欠航となっています。機体繰りのため、福岡と宮崎間であわせて2便が欠航となりました。

ANAによりますと、午後5時40分の福岡発・小松行きが欠航し、午後7時35分小松発・福岡行きも欠航となりました。

福岡市営渡船は博多と志賀島を結ぶ航路と、姪浜と能古を結ぶ航路が欠航となりました。