全国銀行データ通信システムの不具合により、北九州市に本店を置く北九州銀行でも10日、他の銀行との振込取引ができなくなっています。

山口フィナンシャルグループによりますと、グループ銀行の北九州銀行と山口銀行、もみじ銀行で、10日午前8時40分ごろから、他の銀行への振込と他の銀行からの振込の入金ができなくなっています。

このトラブルは『全銀ネット』といわれる、銀行どうしを結ぶ全国銀行データ通信システムの不具合によるもので、三菱UFJ銀行やりそな銀行でも、同様のトラブルが発生しています。

全銀ネットを管理する全国銀行資金決済ネットワークによりますと、原因は調査中だということです。

北九州銀行の店舗は県内に33か所あり、午後6時時点で窓口やATM、ネットバンキングのすべての方法で振込ができなくなっています。

北九州銀行から10日、振り込んだお金は11日以降の入金になる見込みだということです。