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「見つかりました!」火災現場から逃げたピットブル 飼い主のもとに戻る 闘犬として誕生 かみつく力が強く警察と保健所が捜索 ケガ人の情報なし 佐賀

2024年5月15日 17:47
「見つかりました!」火災現場から逃げたピットブル 飼い主のもとに戻る 闘犬として誕生 かみつく力が強く警察と保健所が捜索 ケガ人の情報なし 佐賀
火災現場から逃走のピットブル見つかる

14日夜遅く、佐賀市で住宅など8棟を全焼する火事がありました。火元とみられる家から逃走した飼い犬が闘犬用の犬種だったことから、警察が注意を呼びかけていましたが、先ほど保護されたということです。

14日午後11時半すぎ、佐賀市川副町犬井道(いぬいどう)で「爆発音がして炎が上がっている」と近くに住む人から消防に通報がありました。

火は、およそ6時間半後に消し止められましたが、住宅や車庫などあわせて8棟が全焼し、隣接する住宅3棟の一部が焼けました。

この火事で、火元とみられる2階建て住宅に住む30代の男性が病院に搬送されましたが、命に別条はないということです。

■山本竜誠記者
「火事のあった現場です。現場が騒然とする中、火元の家で飼っていた大型犬が逃げ出したということです。」

この家で飼育されていた体長50センチほどの「ピットブル」が一時、逃げ出しました。

■住人
「近頃見ないので分からない。前は何回か見たことある。飛びかかってくるとかそんなことはしない。」
「背の高さがこれぐらい。心配ですよ、子どもの通学路だから。」

警察と県の保健所による捜索が続けられ、先ほど。

■保健所職員
「見つかりました、見つかりました。飼い主さんから連絡あって。」

午後3時前、火災の現場で、警察の実況見分に立ち会っていた飼い主のところに「ピットブル」が戻ってきて保護されました。

やけどをしているとみられ、飼い主が病院に連れて行ったということです。

警察によりますと、これまでに「かみつかれた」など、被害の情報は入っていないということです。

警察と県の保健所も捜索を行い、注意が呼びかけられたピットブルとはどういう犬なのでしょうか。こちらはピットブルの一種、アメリカン・ピットブル・テリアです。

もともとアメリカで闘犬として誕生した犬で、個体によりますが、アゴから首にかけてが太く発達していて、他の犬種よりもかみつく力が圧倒的に強いというのが特徴の一つです。イギリスなどではピットブル・テリアを飼うこと自体が禁止されているということです。

ピットブルが逃げ出す事案は過去にも起きています。去年6月、香川県で男性が家で飼っているピットブル2頭が路上に逃げ出し近所に住む女性が手や足を噛まれて入院する大ケガをしました。

また、2020年5月千葉県では飼われていたピットブルが逃げ出し、近所の女性がかまれて全治40日の大ケガをしました。女性が抱いていたペットの犬もかまれて死んだということです。

ピットブルについて、福岡市内で犬のしつけなどの訓練をするトレーナーに聞きました。

■ドッグスクール小野・小野弘人さん
「引っぱられたら強いですからね。正しい訓練をしないと。強い訓練をしてもだめ。良く理解させて教えていくようにしないとだめな犬種です。」

「闘犬」に分類される犬種だと指摘した上で、もし遭遇した場合に取るべき行動を呼びかけます。

■小野さん
「走って逃げないこと。ゆっくり後ずさりして、その場から離れるのが一番良いと思います。」

すぐに手を出したり、目を長時間合わせるのではなく、落ち着いて行動してほしいということです。

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