「毎日が戦争みたいで」「泣きやまずストレスが爆発」生後7か月の息子を“殺害” 殴った理由を女が説明 福岡地裁
福岡県大野城市で、生後7か月の息子を殺害した罪などに問われている女。被告人質問で「ストレスが爆発してやってしまった」と話しました。
起訴状によりますと、37歳の無職の女は2022年、当時住んでいた大野城市の自宅で、生後7か月だった息子の胸と腹を圧迫し殺害したなどの罪に問われています。
初公判で女は「お腹と背中がくっつくような強さで殴った」と話す一方、「息をしていなかったので心臓マッサージをした」と話し、殺意を否認していました。
28日の被告人質問では、弁護人から当時の育児状況や殴った理由について問われ、女は「毎日が戦争みたいで自分の時間をつくるのに精一杯だった」「子どもを泣きやまそうとしたが泣きやまずストレスが爆発してやってしまった」と話しました。
一方、検察側から、子どもを殴ったあとに心臓の音を確認したか問われると、女は「知識がなかったので確認していない」と答えしました。
判決は、3月14日に言い渡されます。