北九州市立の小中学校の給食費を無償化へ 2026年度中の実現を目指す 費用は年間33億円か
北九州市は28日、市立の小中学校の給食費を無償化する方針を示しました。今後、財源などを検討した上で、2026年度中の実現を目指します。
■武内市長
「学校給食の無償化について、令和8(2026)年度中の実現を目指して取り組んでまいります。」
北九州市の武内市長は28日に開かれた議会で、市内の小中学校の給食費の無償化について、2026年度中に実現を目指す考えを明らかにしました。
現在、北九州市立の学校給食費は小学校で月4300円、中学校で5400円となっています。
学校給食費の無償化にあたっては、年間でおよそ33億円の費用がかかるとみられています。
北九州市の武内市長は今後、教育委員会をはじめとした全庁横断的なプロジェクトチームを設置して、財源についても検討し学校給食費の無償化に向けて取り組んでいくとしています。
最終更新日:2025年2月28日 18:03