福岡県宮若市の塩川秀敏市長（75）による市職員へのハラスメント問題をめぐり、市議会が設置した百条委員会で15日、市長本人に対する証人尋問が行われました。

宮若市議会の百条委員会では15日午前10時から塩川市長への証人尋問が始まり、市職員でつくる労働組合のアンケート結果をもとに、ハラスメント行為の内容や認識に対して質疑が行わました。

女性蔑視ともとれる発言をしたか問われると次のように述べました。

■宮若市・塩川秀敏市長（75）
「私はよく記憶していませんけれども、女性はダメなんだ、だから女性はということはないと思います。」

塩川市長をめぐっては、暴言や残業の強要など複数の市職員へのハラスメント行為があったとして、市の公平委員会が13日、改善を求める勧告を市長本人に通知しています。