福岡県に4年10か月ぶり『インフルエンザ警報』 感染者数が急増し前週比1.5倍に
インフルエンザが猛威を振るっています。福岡県内の患者数が警報基準を超えて、11月30日に『インフルエンザ警報』が出されました。警報が出るのは実に4年10か月ぶりのことです。
前の週までのインフルエンザの1医療機関あたりの患者の報告数です。8週連続で注意報レベルでしたが、最新の報告では急激に増え、前週の1.5倍、41.44人となり、大きな流行の発生が疑われる『警報レベル』となりました。
福岡県によりますと、小・中学校や高校など学級閉鎖の報告は、11月26日時点で1381施設にのぼります。
インフルエンザの急増で、街もマスク姿の人をよく見かけるようになりました。
■街の人
「孫が『学校で何十人かインフルにかかった』と話していたから、マスクしようかなと思って。」
「心配はしている。かからないようにマスクをして。怖いですもんね。」
■街の人
「人によっては重症になると聞くので、用心したほうがいいと思っています。」
福岡県は、本格的な流行が予想されるため、手洗いやマスクの着用など基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。