国内最大の座席幅に防犯カメラも 福岡市地下鉄空港線・箱崎線に導入 新車両デザイン発表
福岡市地下鉄の空港線と箱崎線に導入される新しい車両のデザインが、11月30日に発表されました。
■福岡市・高島市長
「設計のコンセプトは一人一人に優しい移動空間ということで、先端技術を使いながらダイバーシティ、それからユニバーサルデザインに配慮した車両となっています。」
福岡市地下鉄の新しい車両は、これまでと同じ濃い青のラインに加え、福岡空港をイメージしたスカイブルーが車体の中央にデザインされています。車内の座席の幅は、1人あたり48センチで、これは国内最大だということです。
また4台の防犯カメラを設置して、乗務員や交通局の職員がリアルタイムで監視し、セキュリティーの向上を図ります。
先頭車両には『フリースペース』として2歳ぐらいの子どもが、立って車窓を楽しめる大型の窓が設置されます。
新車両の導入には1両あたり2億円の費用がかけられ、来年の秋ごろに空港線と箱崎線で運用が始まる予定です。