「インフルエンザ警報」 年末年始にかけ流行さらに拡大の恐れ 福岡市医師会
福岡市医師会は、年末年始にかけて、インフルエンザの流行がさらに拡大する恐れがあるとの見方を示しました。福岡県は11月30日、「インフルエンザ警報」を発表しています。
福岡市医師会は6日の定例会見で、インフルエンザについて、コロナ禍前に比べ、ことしは流行の時期が早まっているとの見方を示しました。
福岡県は先週、4年10か月ぶりとなる「インフルエンザ警報」を発表していて、福岡市でも1医療機関あたりの1週間の定点把握は、警報基準を大幅に上回る45.92人となっています。
福岡市医師会では、年末年始にかけ会食や帰省などで接触の機会が増えることから、流行がさらに拡大する恐れがあるとしています。
■福岡市医師会・中山英樹 常任理事
「今から寒くなって乾燥してくると、インフルエンザのウイルスは長くとどまる。なるべく乾燥しないように加湿を。」
また、福岡市医師会では手洗いやうがいのほか、こまめな換気やマスク着用など感染対策の徹底を呼びかけています。