福岡に覚醒剤を密輸入した疑いで、フィリピン国籍の36歳の女が逮捕されました。覚醒剤は、女の足の裏に貼り付けられていました。

足の裏の土踏まずに貼り付けられた粘着テープ。税関の職員がテープをはがすと、透明の袋に入った覚醒剤が発見されました。

逮捕されたのは、福岡県筑紫野市に住むフィリピン国籍の自称ブックライター、オオイシ・アメリタ・バボア容疑者（36）です。

警察と税関によりますと、オオイシ容疑者は6月30日、フィリピンの空港から福岡空港に到着した際、覚醒剤およそ4グラム、末端価格で27万円相当を持ち込み密輸入した疑いです。

袋に入った覚醒剤を粘着テープで足の裏に貼り付け、その上から靴下と靴を履いて隠していました。

警察の調べに対し、オオイシ容疑者は容疑を認めていて「覚醒剤はフィリピンでなじみの売人から買った。ストレス解消のために持ち込んだ」などと話しているということです。