自家用車を利用した違法な『白タク』を利用しないよう、九州運輸局の職員などが13日、外国人観光客に呼びかけました。旧正月・春節に合わせた取り組みです。

■中村安里アナウンサー
「福岡空港では、白タクに関する啓発のティッシュが配られています。外国人観光客にも伝わるよう、このように4カ国語で書かれています。」

この啓発活動は、旧正月・春節に合わせて行われたもので、福岡空港では国土交通省九州運輸局の職員など約40人が、到着した外国人観光客に「白タク」を利用しないように呼びかけました。

「白タク」とは、自家用車を使って無資格で違法にタクシー事業を営むことで、13日は警察による検問も行われました。

■九州運輸局・幸田健吾さん
「日本に来る外国人観光客の安全・安心な旅行のために、国の許可を受けた緑ナンバーのタクシーやバスを利用してほしい。」

九州運輸局によりますと、「白タク」に乗って事故に遭うと補償が受けられない場合があるということで、「安全が確保されていない白タクには乗らないでほしい」と呼びかけています。