梅雨や台風に備え 小石原川で排水ポンプの操作訓練 大雨で一帯が浸水した想定 福岡・朝倉市
梅雨や台風の季節を前に福岡県朝倉市で、排水ポンプの操作訓練が行われました。
10日午前、福岡県朝倉市の小石原川沿いで行われた訓練は、水資源機構・筑後川上流総合管理所の担当者や朝倉市の職員などおよそ20人が参加しました。
大雨で一帯が浸水したという想定で、トラックに積んだホースをつなぎ、1分間に10トンの水をくみ上げる能力があるポンプを使って川に放水する手順を確認しました。
朝倉市などによりますと、2017年の九州北部豪雨で、朝倉市では死者・行方不明者が35人、建物への被害は1000件以上に上りました。
筑後川総合管理所の担当者は「いつあるか分からない災害に備え、今後も朝倉市と訓練を続けていきたい」としています。