大谷翔平選手MVP受賞 福岡県内各地で“大谷効果” オープン初日のスポーツ用品店は
2度目のMVPを受賞した大谷選手の快挙に、福岡も盛り上がりを見せています。スポーツ用品店では、“大谷効果”への期待も高まっています。
■号外配布の様子
「大谷号外でーす。」
17日朝、福岡市博多区のJR博多駅前で配られたのは、大谷翔平選手のMVP受賞を伝える号外です。
■号外を受け取った人
「(Q. ニュース聞いたときどう思った?)うれしかったです。待ち望んでいたというか、確実だなと思っていたので。」
■号外を受け取った人
「アメリカで日本人がこれだけ活躍しているのはすごくて、僕も就活とかやっているので力になるなと。」
■号外を受け取った人
「あんまり野球は好きじゃないけど、人格的にかわいい。」
300部準備された号外は、わずか15分でなくなりました。
17日に、メジャーリーグ史上初となる2度目の満票でのMVP受賞という大谷選手が打ちたてた新たな金字塔に、福岡市のスポーツ用品店は期待を寄せています。
■占部晃太朗 記者
「店を入ってすぐお出迎えをしてくれるのは、打者大谷と投手大谷です。大谷選手、MVP受賞おめでとうございます。」
■来店客
「僕も何か人生のMVPをとりたいなと。子育てをしているんですけど、子どもを育てるうえで勉強になっている部分もあるので、父親としてMVPとれるように頑張っていきたい。」
17日がオープン初日のスポーツ用品店『スーパースポーツゼビオ福岡天神店 』では、33万円する大谷選手モデルの限定腕時計が午前中に完売するなど、さっそく“大谷効果”に沸いています。
■スーパースポーツゼビオ 福岡天神店・朝隈義雄さん
「(Q. 大谷選手が店に与える影響は大きい?)ものすごいと思います。商品としても大谷の選手の商品だったり、メジャーリーグのアパレルのコーナーがあるので、そういうところでお客様の来店動機につながっていただければと思っています。」
“大谷効果”は北九州市の小学校でも見られました。
11月9日、大谷選手は日本のすべての小学校に3個ずつ、合計約6万個のグローブを贈ることを発表しました。
北九州市の合馬小学校には、現在バットとボールはありますがグローブがなかったため、子どもたちは憧れの大谷選手からプレゼントが届くのを心待ちにしています。
■合馬小学校6年・西川信繁 さん
「こういうグローブを寄付してくれるところとか、人格もすごくいいからお手本の選手みたいです。」
■合馬小学校5年・林夏羽さん(左利き)
「左利きでもキャッチボールができるので、うれしいです。」
■合馬小学校の児童たち
「大谷選手、ありがとう。イッツ・ショータイム!」
二刀流でこれまでの常識を覆す記録を打ちたて、多くの人の記憶に刻まれる活躍を見せた大谷選手が、日本中に夢を与える“ショータイム”に今後も目が離せません。