SNSで知り合った人物からウソの投資話を持ちかけられ福岡市の40歳の男性が1000万円あまりをだまし取られました。

警察によりますと、ことし6月下旬福岡市博多区の会社員（40）の男性がマッチングアプリで知り合った女性名義のアカウントの人物から「国際ネットショップでお店を出せば売り上げの15パーセントが利益となる」と投資話を持ちかけられました。

男性は指示通りにネットショップのアプリをダウンロードし、アプリ内に出店しました。

出店後に受注商品の立替金が必要だと言われ、ことし7月から11回にわたり、約560万円を振り込んだということです。

その後、売上金を引き出すのに税金が必要だと言われ、3回にわたって追加で約510万円を振り込みました。

あわせて1000万円あまりを振り込んだ後に出金しようとすると「途中で出金するとマネーロンダリングになる」と言われ、追加で400万円を求められたことから詐欺を疑い警察に被害届を提出しました。

警察は「SNS上での投資話は詐欺」と注意を呼びかけています。