「教員用コード」をプロジェクターに誤って表示→生徒が個人情報を閲覧→画面が流出 福岡
福岡市の中学校で、生徒49人分の個人情報が流出していました。
福岡市教育委員会によりますと、2024年5月、教員が授業でパソコンの画面をプロジェクターに映した際、誤って教員専用のフォルダを開くためのコードを表示しました。
コードを知った生徒2人は、授業で使用するタブレットから教員専用フォルダを開き、アレルギーや欠席状況など3年生49人の個人情報を閲覧したということです。
7月に発覚した後、学校がコードを変更してフォルダは閲覧できなくなりましたが、生徒の1人が個人情報の画面を撮影して友人と共有していたため、複数の生徒などに流出したことが分かりました。
11月に保護者から指摘を受け教育委員会が調査したところ、生徒と保護者合わせて12人への流出が分かり、それぞれに削除を要請したということです。その後の流出は確認されていません。
教育委員会は、ファイルの管理と情報の取り扱いについての指導を徹底するとしています。