北九州航空基地を初めて公開 プロペラ機・ジェット機など11機が待機可能 24時間運用OK 第7管区海上保安本部
北九州空港にある第7管区海上保安本部の北九州航空基地が6日、初めて公開され、航空機の格納庫などがお披露目されました。
第7管区海上保安本部の航空基地は、2020年4月に福岡空港から北九州空港に移転しました。
新しい基地は、新型コロナウイルスの影響で公開が延期されていました。ことし9月、航空機の格納庫が完成したのに合わせて、基地の内部が初めて公開されました。
基地には、海難救助や災害時に使用するプロペラ機やジェット機など11機が待機できます。24時間運用の空港に移転したことで、夜間でも捜索救助や警戒活動が可能になりました。
■児玉悠一朗記者
「基地では、実際に航空機を使った訓練も行います。」
機動救難士の隊員が、救助が必要な人をヘリコプターでつり上げる訓練が披露されました。
海上保安本部は「より迅速に対応ができる体制が整った。海の安心安全を守れるよう今後も訓練に励みたい」としています。