【屋台】長浜・渡辺通・日銀前に新たに6店オープンへ イタリアンシェフ・設計事務所から転身も 福岡
福岡市の観光資源の1つ、「屋台」に来年春以降、新たに6つの店舗が加わります。経営者の中にはイタリア料理店のシェフもいて、個性的な屋台の誕生が期待されます。
福岡市役所では26日、新たに屋台の経営者に選ばれた6人が、営業のルールや食品衛生についての講習を受けました。
福岡市は5月から新たな屋台の経営者を募集していました。6人が審査に合格し、福岡市・天神の日本銀行福岡支店前や渡辺通地区、長浜地区にそれぞれ出店する予定です。
このうち2人は屋台初挑戦です。愛媛県松山市でイタリア料理店を営むシェフは、これまでの技術を生かした屋台を目指します。
■河野大地さん(39)
「福岡の名産を使った明太子のスパゲッティだったり、ワインに合うおつまみを出してバルのようなものを。」
現在、神奈川県の設計事務所に勤務する男性は、料理の提供にとどまらず、屋台で写真展を開くなど文化の発信も行いたいとしています。
新たな屋台は2025年春以降に営業を始める予定です。