「サポートポリス制度」本格導入 警察官がコンビニに繰り返し立ち寄り防犯 福岡・門司警察署
警察官がコンビニエンスストアとの連携を強化する「サポートポリス制度」が、県内で初めて、門司警察署で本格的に導入されました。ニセ電話詐欺などを未然に防ぐ目的です。
「サポートポリス制度」は、警察官が繰り返しコンビニに立ち寄り、協力関係を強化することで、強盗や万引き、ニセ電話詐欺などの犯罪を未然に防ごうというものです。
北九州市の門司警察署は去年11月から導入し、門司区内に37あるコンビニエンスストア1店舗ごとに、担当警察官を配置して連携をとってきました。
制度の運用を続けた結果、コンビニ側からは「安心できる」などの声があがったため、本格的に導入されることになりました。
■門司警察署 生活安全課・山邊裕 課長
「警察官が(コンビニに)立ち入ることによって、犯罪者にとって入りにくい環境を作っていきたい。」
「サポートポリス制度」の福岡県内での導入は、門司警察署が初めてです。
福岡県内ではことしに入り、ニセ電話詐欺の被害額がすでに2億円を超えています。