西日本豪雨から6年です。5人が亡くなった広島市安芸区の団地には、献花台が設けられ、遺族らが花を手向けました。

広島市安芸区の梅河団地では、住民が献花台を設けました。遺族に加え、午後からは松井市長が訪れ、花を手向けました。

■広島市 松井一実市長
「一刻も早く、先の災害での教訓を生かした対応をまずはやりつくす」

2018年7月の西日本豪雨では、広島県内で153人が犠牲になり、梅河団地のある矢野東地区では高校生を含め5人が亡くなりました。

■梅河団地 遺族代表
「両親を亡くして6年が経過しました。会えないと分かっていても会いたいという気持ちになることが多々あります。どんなに月日が経っても今すぐ戻ってきてほしいと願うばかりです」

県内では今も5人の行方が分かっていません。警察と消防などは、160人以上を動員し広島市安佐北区や安芸高田市など県内6か所の川を捜索しました。

【2024年7月6日】