だるま行列も復活 備後地方に春の訪れを告げる「三原神明市」が4年ぶりに始まる
コロナ禍で中止が続いていた備後地方に春の訪れを告げる「三原神明市」が4年ぶりに始まりました。
訪れた人を出迎えるのは、高さ3.9メートル、重さ約500キロの巨大だるまです。
だるま市の愛称で知られる「三原神明市」が、9日からJR三原駅北側一帯で始まりました。港町として栄え始めた室町時代末期から続くと言われていますが、2023年までの3年間はコロナ禍で中止が続いたため、4年ぶりの開催です。会場には約500の露店が並び、だるまを買い求める人たちでにぎわいました。
■訪れた人
「きょう来て結構にぎやかだった」
■訪れた人
「家内安全でみんな健康でということ(をお願いする)」
■訪れた人
「行きたい学校に合格できるようにお願いした」
地元の小学生が、手作りした張り子のだるまをかぶり会場を練り歩く「だるま行列」も復活しました。神明市はあさって(11日)までで、主催者によると3日間で30万人以上の人出を見込んでいるということです。
(2024年2月9日放送)