広島県が導入を検討している「宿泊税」 1泊5千円未満の利用者には課税を免除する方向で調整
広島県は導入を検討している「宿泊税」について、1泊の宿泊料金が5000円未満の利用者には課税を免除する方向で調整しています。
広島県の「宿泊税」をめぐっては、1人1泊200円を徴収する一方、修学旅行などの学校行事で課税を免除する方針が示されていました。一方、宿泊事業者から一定の料金未満の利用に配慮を求める声が聞かれたことをふまえ、県は1人1泊5000円未満の宿泊について課税免除の方向で調整しています。
■広島県 湯崎英彦 知事
「低料金の宿泊施設を利用する方々は一定数いて、その負担感が大きい。引き続き議論して整理をしていきたい」
今回の案が採用されれば、年30億円を見込んでいた税収は約26億5000万円に減少する試算です。
【2024年10月8日 放送】