被爆建物を知の拠点に 「ヒロシマ平和研究教育機構」設立に向けた会議が開かれる
被爆建物の広島大学旧理学部1号館を拠点とする「ヒロシマ平和研究教育機構」の設立に向けた会議が開かれました。
原爆資料館で開かれた会議には、広島市と広島大学、広島市立大学、広島平和文化センターの4者が参加。平和に関する研究や人材育成を目的に、大学の授業や単位などで連携を進めるため、一般社団法人「ヒロシマ平和研究教育機構」を設立することを承認しました。
★広島市立大学 若林真一 学長
「広島大学、他の大学、広島市と一緒になって世界平和に貢献する研究教育ができればいい」
★広島大学 越智光夫 学長
「ワンボイスで力強く世界にメッセージを発するべきではないかと」
拠点となる広島大学旧理学部1号館は正面部分を保存し、背後に新しい建物を追加。工事費は63億円と見込まれています。
(2024年1月12日放送)