【道路陥没事故】検討委員会が第2回会合 広島市が地盤沈下対策の方法などを提示
広島市西区の道路陥没事故について、原因を調べる検討委員会の第2回会合が28日に開かれました。
事故は去年9月、広島市が発注した下水道の工事中に発生したもので、トンネル掘削機の内部で、大量の出水があったことが分かっています。
28日、有識者7人が参加した2回目の会合で市は、地盤沈下対策としてセメント系安定剤を注入する方法を提示。また、掘削機内部の調査では周囲の地盤を凍結させて水や土砂を撤去する方法を示しました。
■事故調査検討委員会 小泉淳座長
「地盤改良工法の中で一番信頼性があるのは凍結工法。ですからそういう選択は妥当」
地盤沈下対策は秋以降に始める方針です。
【2025年3月29日 放送】