「2024年問題」に理解を 労働局が啓発キャンペーン
来年4月から、医師などの残業に上限が設けられる、いわゆる時間外労働の2024年問題について知ってもらおうと街頭キャンペーンが行われました。
JR広島駅で行われたキャンペーンには、広島労働局の職員およそ20人が参加しました。来年4月から残業が多い建設業やトラックドライバーなどの自動車運転業務と、医師の時間外労働に上限が設けられます。そのため人手不足や配送の遅れなどが懸念されています。職員たちは宅配便の再配達の防止などを呼びかけるチラシを配り、協力を求めました。
■広島労働局釜石 英雄 局長
「(労働者)自身の努力だけでは労働時間を減らすのは難しい。顧客の理解が必要不可欠です」
全ての業種における時間外労働の上限規制は原則、1か月45時間1年360時間です。
《2023年12月14日放送》