広島市中区にある基町駐車場の解体工事が14日から始まりました。跡地には広島商工会議所が入る高層ビルが建設され、2027年度に完成予定です。

■渡邊洋輔記者
「こちら広島市中区の基町駐車場では、きょうから解体工事が始まりました。跡地には高層ビルなどが建つ予定で、一帯の再開発事業が動き始めます」

広島市中心部で、新たな再開発が本格始動です。まずは旧基町駐車場を来年9月までに解体します。再開発のエリアはおよそ1ヘクタール。高層ビルと駐輪場、そして変電所の3棟を建設する計画です。

高層ビルは地上31階、地下1階で、高さはおよそ160メートル。ホテルやオフィスなどが入るほか、低層階には広島商工会議所が移転します。相生通りに面した1階部分は人々が集うことのできる広場空間とします。また、6階はオープンテラスとし、子どもたちが遊べる芝生などが整備される予定です。

総事業費はおよそ472億6000万円。高層ビルの建設は、来年10月に着工し、2027年度の完成を目指します。
（2023年12月14日放送）