11月としては記録的な大雨 交通機関は乱れ、高齢男性が行方不明 広島
11月1日からの大雨の影響で、県内では交通機関が乱れたほか、高齢男性の行方が分からなくなっています。
台風21号から変わった低気圧などの影響で、朝から11月としては記録的な大雨となり大雨警報や土砂災害警戒情報などが発表されました。
江田島市沖美町では県道36号沿いの山の斜面が崩れ、現在も通行止めとなっています。
広島市安佐南区八木の太田川付近では午前9時半ごろ、近くに住む70代の男性が「ボートを見に行ってから戻らない」と家族から消防に通報がありました。
◼庭田記者リポート
「男性が流されたとみられる現場付近では、非常に川の流れが早くなっています。水量も増していて、風も激しく吹いています」
男性は現在も行方不明のままで、警察や消防、海上保安部が捜索を続けています。
一方、JR広島駅では、在来線のほぼ全てが運転をとりやめ、山陽新幹線は最大で130分の遅れが発生しています。
■高齢女性
「京都まで9時7分に乗ろうと思ったけど3時間待っている。明日コンサートがある」
県内はこれまでに降った雨の影響で洪水警報が出ている地域があり、土砂災害などに注意が必要です。
【2024年11月2日 午後5時20分放送】