広島市の松井市長が原爆養護ホームを慰問 被爆者「ついこのあいだのように感じる。ウクライナやガザ地区の子どもたちを見ると」
年末を迎え、広島市の松井市長が27日、被爆者が暮らす原爆養護ホームを慰問しました。
松井市長が訪れたのは、広島市安佐北区にある原爆養護ホーム倉掛のぞみ園です。現在、209人の被爆者が暮らしています。慰問は毎年、原爆の日の前と年末に行っていましたが、コロナ禍で中止となり、今年は4年ぶりの慰問です。松井市長は被爆者に、G7広島サミットで各国首脳に原爆慰霊碑の説明をしたと報告しました。
●被爆者 空 民子さん(81)
「ついこのあいだのように感じる。78年といっても。ウクライナ ガザ地区の子供たちが悲しんでいる様子をみるとね。」
松井市長は今月、4か所の原爆養護ホームを慰問しました。
【2023年12月27日】