広島県教委職員が書類送検 篠田教育長「動向を注視」
官製談合防止法違反などの疑いで広島県教育委員会の職員が書類送検されたことについて篠田教育長は、「事実を把握しておらず、動向を注視する」と語りました。
この問題は3年前、県教委の委託事業を巡り、「平川前教育長」と親交のあったNPO法人を有利にする対応をしていた疑いで複数の職員らが書類送検されたものです。篠田教育長は、「書類送検の事実は把握していない」とした上で、今後の動向を注視する考えを示しました。
■篠田智志教育長
「捜査自体については、これから検察で行われることでございますので、必要な対応が求められることがあれば、協力してまいりたい」
一方、これまでの弁護士による調査で「官製談合防止法違反」と認定されていることを踏まえ、「法令違反の疑いがあることについては非常に重く受け止めている」と語りました。
《2024年7月12日放送》